スケートを始めたきっかけ
「ママさんスケーターがんばれっ!」
いまや「インラインスケート」と検索をかければ沢山ヒットするようになっていますので、ヘタクソな私は特に何もスケートの技等についてエラそうなことをかけませんので、ここでは私がスケートを始めるようになったきっかけ、スケートを始めてからの経緯、その他スケートで思ったことを書こうと思います。これから始めようかな、と思っているお母さん方の励みになれば幸いと思います。
はじめたきっかけ
2001年の春に離婚をして、親子3人での生活が始まりました。土日、とそれまで徒歩10分内にある実家でお世話になっていたので、離婚後もあいかわらずおじいちゃん、おばあちゃん達と遊んでいただいたりして、私は私で、なんともぐうたらな生活を送っておりました。
インラインスケートについては実は前のダンナが若いころローラースケートにハマっていたということと、私の友人がひと昔インラインスケートが「ローラーブレード」と呼ばれていた頃に夢中になっていたのでなんとなく知っていました。
そんなこんなで夏を迎えようとした頃、たまたまお仕事でインラインスケートのリンクを作る、という会社でのお仕事がありました。
実際は上司が図面の製作などは行うのですが、上司は「インラインスケートってなに?」という感じだったのでまずは情報収集を・・・というミッションが私に下り、インターネットで調べるところから始まったのでした。
そーいえば、バーベキュー行ったときにHPを探しているときに道満グリーンパークで滑っているすーGさんのHPにたどり着いて、足跡残していたっけな・・なんて思い出し、レスをつけたことがきっかけで、土日何もしないでいるより子供達と一緒に出来るスポーツをしたほうが健康的かな、なんて感じで三鷹のビクトリアにスケート靴を買いに行ったのでした。
スケートを始めた頃
スケート靴はとりあえず、私とナツだけでした。ナナはまだ4歳だったのとあとは私自身が自分がいっぱいいっぱいなのに二人も子供、見れないよ〜!と思ったのでナナはおあずけにしました。
ナツの場合は以前にディスカウントストアでよく売っているおもちゃスケートを履いていたのでまあ、割とすんなり履いたように覚えています。
まずはすーGさんのHPの掲示板に「今度行きます!」というカキコをして、6月の休日についに道満グリーンパークへスケートデビュー・・・したのですが、初めてだったので、まずは公園内を徒歩ですーGさんたちが以前集合していたカマキリ広場近くの東屋へ向かいました。初めてお話をしていただいたのはちえ蔵のだんなさんでした。今でもかなり記憶が鮮明に残っております。
その日はお話だけして、そのあと、私達は元の場所へ戻ってコッソリスケートを履いてみました。
アイススケートなら小学生の頃・・なんて思いながら初めて靴を履いて恐る恐る滑ったのですが、ものの見事に「スッテ〜〜〜ン!」と激しく転びました。誰でも通る道とは言え、痛くて痛くて、本当に滑るようになるのか不安になりました。
それでもまた懲りずに次の週から公園内は徒歩で東屋へ行き、すこしずつ練習をしました。
最初はただ往復するのでいっぱいいっぱい。そういえば、練習をするとかならずしりもちをついたから?次の日は体中が必ず痛くなったものでした。
闇練
始めて一年半ぐらいでしょうか・・・道満平日スラローマーのたけ丸さんが当初、某所にて夜、練習をしていました。その頃、まだまだ坂道すら滑ることの出来ない私でも、みんながパイロンを使いスラロームをしている姿を見ていると私もしたいなぁ、という気持ちが出てきていました。というか、普通だったら初めてすぐにパイロン入るんだと思うんですけどね・・・私の場合は、子連れの遠慮もあって、眺めていただけだったのです。
その場所ではしばらく土曜日の夜などにたけ丸さんや道満常連の人々とそこで夜滑ったのですが、そのときに桂馬さんにフロントクロスをみっちりしごかれました。でも、すべてにおいて、その時の練習は基本となっています。転ばないと上手くならないんだ、集中しないと上手くならないんだ、ということも気がつきました。
その後、しりもちをついても痛くないように、スノボー用のサポーターを購入して、転びまくりの練習に突入したのでした。今はそこは滑走禁止となってしまったのですが、スケートをしてた中で印象に残る闇練でした。
そして今、滑っている場所など
今は私は再婚の為に、生まれ育った東京を離れ、現在京都に住んでおります。正直京都でスケーターは少ないし、スケートスポットは皆無といってもいいぐらいです。みなさん限りある場所を見つけて滑っていらっしゃるようです。
私の場合は現在は日曜日と平日のうち一日滑るかなあという感じです。仕事ぼちぼちしているので滑る機会がめっきり少なくなりましたが、家から近くとして、大山崎のダイハツ工場裏の桂川河川敷公園のバスケコートにてスラロームを滑ったりしています。そうでない場合は嵐山〜木津川を通っている自転車道を走ったりしてます。
休日に子供達も一緒に、という場合は淀川河川敷公園大塚地区、又は鳥飼地区にてすべります。2006年の年末から随分人も増えました。
淀川河川敷公園は私も気に入っていて、道満のようには行きませんが、ある程度距離を走れる整備がされています。
あとはブレードスターの門川氏が練習場所とされている、木津川河川敷があります。
心がけたこと
とにかく未だにスラロームの基礎だって危うい私ではありますが、公園で滑るにあたり、心がけたことがあります。
まずは、「絶対に人に怪我をさせない」
公園はスケーターだけがいるわけではありません。歩いている人もいれば自転車に乗っている人もいます。正直スケーターを快く思わない人だっています。それなのに、相手に怪我を負わせたりしたら大変なこと!怪我を負わせた方にも申し訳ないし、それこそ公園でスケートを今後一切スケートをできなくなるのです。これはもう道満グリーンパークだけに言えたものではないでしょう。
次に「自分が怪我をしない」
これはちょいとアヤシイのですが・・まあ、練習をするにあたって多少の怪我はつきものです。というか怪我しないとうまくならないと思っております。ですが、母子家庭であった私としては、私が運転手だし、保護者だし。私に何かあったら子供達、誰が見るのよ!って事だったので、無難な線を行っておりました。言い訳がましいのですが、だから上手くならなかったとか・・・(うう、苦しい言い訳だ!)
あとは、「とにかくスケーターとしてのマナーを守る」
もうこれは当たり前のことです。
あと、子持ちスケーター全般に言えることですが、「子供が小さいから、自分が欲張らない。子供達がつまらなくならない程度に、ゆっくりまったり練習しよう」
子ども自身がスケートに興味を持って、前向きに取り組んでくれればこの上ないのですが、まあ、ウチの場合は、保護者は私だけだし、途中から私ばかりがハマっていって、子供達は全然興味を示さなかったのもあり、他の人々の練習の迷惑にならないように、公園に連れて行って遊んであげないとダメでした。スケートの練習をしたいけど、出来ない、そのジレンマにすっかりハマってしまって未だによく悩んではいるのですが、自分自身が欲張らないことで長くスケートが出来るのではないか、と思っています。
本当に全く進歩のない私ですが、楽しむことを心がけていることで趣味としてのスケートが続いているのだと思います。